子宮体癌で出血の期間とは?

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ここでは、「子宮体癌で出血の期間」
についてお話します。

 

子宮体癌を発症すると、
ほとんどの方が出血を感じるかと思います。

 

しかし、出血はいつまで
続いてくるのでしょうか?

 

そこで、今回は子宮体癌の
出血の期間についてまとめました。

 

不正出血とは

 

不正出血は、閉経後にも起こる出血や
月経以外での出血、生理での出血量が
多いことを指します。

 

月経の様な出血だけではなく
点状の出血だったり褐色の
おりものも不正出血に含まれます。

 

不正出血のほとんどの原因は
排卵期出血であったり

 

ホルモンバランスでの出血がありますが、
中には子宮癌で出血することがあります。

 

子宮体癌の症状

 

子宮体癌の初期症状は
不正出血とおりものの異常があります。

 

おりものは魚が腐ったような匂いに
なったり、色が褐色になったり
血液や膿を伴うことがあります。

 

それは、癌細胞が子宮の細胞に炎症を
起こしたり腐らせることが原因です。

 

不正出血は子宮体癌患者の約90%以上が
発症している症状です。

 

先ほどの排卵期出血やホルモンバランスの
異常による不正出血とは
出血の期間が違います。

 

排卵期出血やホルモンバランスの
異常による不正出血は数日で出血が
止まることがほとんどです。

 

しかし、子宮体癌による出血は止まりません。

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1日に数時間だけ止まることがあっても、
それは膣内や子宮内に血液が
溜まっているだけでずっと出血し続けます。

 

癌細胞が原因で出血しているため、
癌細胞が消えない限り永遠に出血し続けます。

 

子宮体癌のリスクが高い方は40歳以上や
閉経後の女性が多いので、ほとんどの方は

 

更年期の症状だとかホルモンバランスの
異常による不正出血だと
思い込んでいる事が多いです。

 

しかし、そのまま思い込んでいると、
いつしか症状が悪化し
最悪手遅れになることもあります。

 

不正出血していたら

 

不正出血していたら、
月経がまだある方は
数日間様子を見て大丈夫です。

 

ホルモンバランスの異常だったり
排卵期出血の可能性があるからです。

 

閉経しているのに不正出血があった場合は、
早めに病院を受診してください。

 

子宮体癌の前癌状態といわれる
子宮内膜増殖症も不正出血があります。

 

不正出血に気づいてすぐに病院を
受診すると、前癌状態で見つかることができ、
早期発見・早期治療ができます。

 

また、子宮内膜増殖症であれば、
子宮を摘出すれば根治できます。

 

逆に発見が遅れると全身転移している
可能性があるので根治が困難になります。

 

このように、子宮体癌による不正出血と
その他による不正出血では
出血の期間がやや異なります。

 

閉経前の方であれば子宮体癌のリスクが
かなり低いので心配はあまりありませんが、

 

閉経後の女性は不正出血の原因の
約30%が子宮体癌によるものです。

 

不正出血やおりもので異常があったら、
すぐに病院を受診して検査を受けてください。

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